湖東三山自然文化連携ネットワーク_ロゴ

湖東三山自然文化連携ネットワークについて

 「湖東三山」は、龍應山西明寺、松峰山金剛輪寺、釈迦山百済寺の三つの天台宗寺院の総称で、紅葉の名所として有名で、「日本の紅葉名所百選」にも選ばれています。近年スマートICも整備され、例年多くの観光客が訪れる湖東三山ですが、三つの寺院が甲良町、愛荘町、東近江市の3市町にまたがっているため、三地域の行政・事業者・住民が連携、交流、協働できる機会が少ないのが実情です。
 また、湖東三山には、紅葉の名所という以外にも、寺社仏閣・古墳群・伝統的な集落景観等の歴史文化、鈴鹿山脈の多様な動植物や自然環境など、たくさんの魅力的な地域資源が埋もれています。一方、湖東三山地域では集落の過疎高齢化や農業の獣害が深刻化しており、このままでは、自治組織の維持や地域文化の継承が危ぶまれます。
 そこで、豊かな地域資源を三地域連携のもとで発掘・保全・活用できるしくみを構築して、観光客のみならず地域住民もその恩恵を享受できるようにしていくことにより、三地域すべての持続的発展をめざします。